2012年05月04日

こんなはずでは……の連続 育てにくい子

待望の赤ちゃんを授かって、愛情たっぷりに育てようと、育児書や母親学級などで目一杯勉強したりして、ワクワクしていたお母さんは多いと思う。

たぶん。たぶん、その中の100人中98〜99人のお母さんは、きっと、慌ただしくも幸せな子育てができるんだろうな。いわゆる、定型発達のお子さんが生まれたら。

でも。

考えてみれば、Amiは生まれたその日から違ったんだと思う。

そして、いろいろ予備知識を仕入れていた分だけ、私は苦しむことになった。しかも、その原因は、ご丁寧に、子育てに親が悩みすぎないようにとの配慮から付け加えられるのであろう、決まり文句にあった。

「発達には個人差があります」

どこからどこまでが個人差なのか、わからない。

赤ちゃんを育てるのが大変なのは当たり前という認識もあり、どこまでが普通の大変なのかわからなかった。

生まれた直後から、いろいろ大変すぎたんだと、発達障害、自閉症スペクトラム(ASD)の知識を得た今は推定できる。

でも、当時は、誰もが耐えているというより、喜んでこなしている育児を、辛く思ったり、耐えられないほど大変に感じたりするのは、ひとえに自分の母親としての資質の問題だと思っていた。

Amiはまず、おっぱいに吸い付くのが下手な子だった。

それから、あまり眠らない子だった。

よく泣く子だった。

初産のお母さんが、こんなふうに誰かに言ったって、相手にはしてもらえない。

だんだん上手になるのよ。
(だんだんといっても、1週間も2週間もかからないと思う)

「赤ちゃんは、まとめて寝ないのよ。」
でも、昼間に1,2時間くらいは眠るよね。
Amiは10分か15分しか眠らないですぐ起きる。
1,2時間まとめて眠る日も、たまぁにはあったけど、いつ起きるかと、いつもビクビクしていた。
夜も8時に寝かしつけを始めても、寝付くのに1,2時間かかった。そしてこれは育児書通り、3時間おきくらいに授乳に起きた。朝も7時くらいには起きていた。

これも、睡眠障害で説明がつく。


「赤ちゃんは泣くものよ。」
目が見えるようになったら、洗濯物が風にはためくのを眺めたりして、一人でおとなしくする時間も「少しは」できるって新生児訪問の保健師さんは言ってたけど、Amiは目覚めてるとき――ほぼ日中ずっと――私がそばにいて、しかも相手になっていないと泣いていた。つきっきりであやしたり、抱っこして一日を過ごした。

これも、育児指導の弊害だったりする。

「赤ちゃんが泣くときは、何か理由があります。お腹が空いている、おむつが濡れている、服の着心地が悪い(どこかタグや縫い目でチクチクする、ただ構ってほしい。理由を探して、見当たらなければ、甘えたいのです。抱きグセがつくなんて心配しないで、満足するまで抱いてあげましょう。それが自立を促します」

これを実践しなければばらないと思い込んだ私は、5分でも、いえ、1,2分でも泣かせたままにすることができなかった。

泣かせたままにするなんて、鬼のような親のすること、と思い込んでしまったのだ。

「昔の親はおぶって何でもしていた」
と言われるけど、腰が座るまではおんぶはやめたほうがいいと保健師さんに言われたし、腰が座る頃には、疲れはてておんぶする気力はなくなっていた。

このよく泣く、というのも、何かの感覚過敏があって、怯えていたのかもしれない。

もう一つ、Amiはお風呂が異常に嫌いだった。
服を脱がせた瞬間から、お風呂に入って、体を洗い、拭いて服を着せるまでの間、一時も休まず、号泣し続けた。
こちらも裸になるのがすごく不安だとか、お湯に触れると痛いとか、何か感覚過敏が関係していた可能性もある。

これについても、保健師さんが何度も話を聞いてくれたものの、解決はできなかった。お風呂の温度を変える、興味を引くおもちゃを使うなど。
結局、無駄だった。

ただ一つ、この保健師さんが言ってくれたことで、救われる思いをしたことがある。

「この子は手のかかる赤ちゃんだわ」
完全に理解されたとは思わなかったけれど、私の努力不足ではないことを認めてくれたように感じた。少し、肩の荷が下りた。

保健師さんや赤ちゃんのお母さんの話は、親身にに聞いてあげてください。
posted by プルーン at 01:51| 愛知 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 育てにくさ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うちの長女もそうでした。
育てにくい子でした………
よその子が羨ましかった。

若く生んだから、子供が子供を育ててるからね〜
そう言われたりもした。

育児書なんて、妄想の域でしかなかった。

まったく違ったから。

何にしても、欲しくて欲しくて仕方なかった、待ち望んだ赤ちゃんなのに育児が苦痛………
自分を責めました。
泣いて訴えても、親ですら解ってくれない。

そして、気づいたら二人目を妊娠しました。
1年と数日しか違わない年子です。

本気で悩みました。

こんなに苦痛な育児が二人になり倍になる………………

最悪です。


が!生まれた赤ちゃんは、育児してるのかしら?と思うほど楽な育児書通りの赤ちゃん。
良く寝て、良く飲み、よく笑う………。

その子を見てやっとまわりの人達は解ってくれました。

「上の子、大変ねぇ………」

育てにくい子供を持った人にしか、この気持ち解らないですよね。
Posted by at 2013年06月28日 22:20
コメント、くださった方、ありがとうございます。
高齢出産で産んだ私とは逆に、若いお母さんなんですね。
私自身は、自分で言うのもなんですが、30代に見えるらしく、そのことでとやかく言われることはなかったですが、ただでさえ、育てにくい子の育児をしてるのに、「若いから」とかゴチャゴチャ言われると、更に凹みますね。
二人目のお子さんが育てやすくて何よりです。
おいくつとおいくつですか?

本当に、発達障害の子の子育ては、経験しないとどうしてもわからないようです。「うちの子もよ」「そのうち変わるって」「気にしすぎ」で終わりです。(*_*)

今はこのブログは、過去の愚痴吐き用として、余裕のあるときに思い出して書くつもりで残してあります。

娘が一年生になって、今の状況に対応しつつ、更新するのが精一杯なので、アメブロで新しいブログをしています。あちらでは、それなりに読者もつき、他の方のブログを読ませていただいたり、コメントしあったりしています。

お困りのことがなければよいのですが、よろしければ、そちらにもお越しください。歓迎します。
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Posted by プルーン at 2013年06月29日 00:14
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