2012年02月26日

夫もアスベルガー症候群?

かなり前、「片付けられない女たち」という本が流行ったとき、自分がADHDや、大人の発達障害なのかもしれないと思ったこともあって、発達障害については、妊娠前から、わりと知識があった。

片づけられない女たち [単行本] / サリ ソルデン (著); ニキ リンコ (翻訳); WAVE出版 (刊)

それもあって、娘のAmiの言動にも疑問を持ったわけだけれど、はっきりアスペルガー症候群に的を絞って勉強すると、新しい発見がたくさんあった。

その一つが、夫もアスペルガー症候群である可能性があるということ。

夫婦二人で過ごして14年余り。二人だけというのは実に気楽なもので、夫の行動が多少、変わっていても、合わせられることは合わせ、合わなければ別行動、もしくは私が一方的に怒りまくっておしまい、で済んでいて、まるで気づかなかった。

それが、妊娠、出産となると、どうしても二人で歩調を合わせたくなるものだし、そうするのが当然だと私は思っていた。でも、夫はそうは思わなかったようだ。自分の生活パターンは一切、変えることはなく、自分の思い込みに従った娘への接し方をし続け、生活パターンを無視し、私を混乱させた。

混乱した私は、夫を責めるし、責められた夫は自覚がないので、逆ギレしまくり。ついこの間まで、私はもうこの夫とはやっていけない、何年かけても自活の道を開き、離婚するしかないと
腹を括りかけていた。

ところが、Amiがアスペルガー症候群の診断を受け、関連書籍を読み漁るうち、まだハッキリとした困難が少ない娘よりも、夫に当てはまることが多いのにビックリ。

そのうちに出会ったのが、
「旦那さんはアスペルガー」
という漫画だった。

旦那さんはアスペルガー [ 野波ツナ ]旦那さんはアスペルガー(ウチのパパってなんかヘン!?) [ 野波ツナ ]旦那さんはアスペルガー(しあわせのさがし方) [ 野波ツナ ]


結婚してから、夫がアスペルガーとわかった著者、野波ツナさんが、夫の行動について書いたもの。この夫は受動型と抑制型の混合なので、細部ではいろいろ違うところがあるけれど、大枠では同じ。

解説している医師のコメントに、絶望を感じた。

「本人が困っていない限り、診断名もつかないし、どうすることもできない」

その次に出会ったのが、オーストラリア人男性と結婚したスイス女性カトリンの手記だった。文化的背景は違うのに、この女性が直面している困難は、私の困難にとても近かった。
「一緒にいてもひとり」
一緒にいてもひとり [ カトリン・ベントリー ]

この本に出てくる夫は、35歳でセミリタイアできるほどの資産を稼ぐほど優秀だということ、本人も困難を感じているほど障害が重いことは、我が家とは違ったけれど、パターンは似ている。

というわけで、この本に書いてある、カトリンという女性が夫との生活を円滑にするための工夫を、私なりに取り入れてみた。先のツナさんの対処法(続編も含めて)も取り混ぜて。

すると、今までは繋がらなかった会話が繋がったり、夫がキレることが目に見えて減った。

ということは、やはり夫はアスペルガー症候群だということを前提にして接するほうがよいという結論になる。それ以来、ずっとその方法で切り抜けているし、夫も否定しながらも、思うところがあるのか、これ見よがしにテーブルの上に置いておいた「旦那さんは〜」もチラッとは読んだらしく、歩み寄る姿勢が感じられなくもない。

それでも、この方法は、私の方がほぼ一方的に自分の素直な感情を抑えなければならないし、娘への接し方も夫には問題ありありなので、いつまで続くかはわからない。

できれば、夫にも認識してもらって、本格的に対処してほしいと心から願う。
posted by プルーン at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 大人のアスベルガー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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