2012年02月27日

ディズニーリゾート帰りの悪夢(2010年)

夫はよく、私には責任が全くないところで、私に怒ったり、怒鳴ったりする。 基本的に普段は穏やかで優しい人で、家の中で普通に過ごしていれば、 そういうことは多くない。主に外出先で、それは起こる。そして多くの場合、 その数分後には、自分が怒ったり怒鳴ったりしたことは、すっかり忘れてしまう。

今まで、そういうことは多々あり、Amiが生まれてからは、言い返して喧嘩に 発展するのが嫌で、私が黙るしかないこともあり、家にいてもAmiへの対応が うまくいかないときも同様の状況になることが多く、この5年以上、ストレスが たまる一方だった。

でも、夫をアスペルガー症候群であると勝手に認定してみると、そうしたことの ほとんどが、「予想したことと違う状況、自分の思い取りにいかないとき」の パニック、と考えると、あっさり説明がつく。

今まで、夫が自分の行動で引き起こした、よくない状況に、怒りまくり、罵詈雑言を吐いていたのは、「私に対してではない」と、頭では理解できるようになった。だからといって、いつも我慢できるわけではないけれど。

前置きが長くなった。

典型的な事件について、書いておきたいと思う。
このときは、私はまだ、発達障害についても、アスペルガーについても、ほとんど知識がなかった。Amiが発達障害である可能性は、開業のお婆ちゃん臨床心理士さんから否定されていた。

2010年10月の終わり頃。娘と、オムツが取れたら新幹線に乗るという約束を していて、どこがいいかと考えるうち、おむつ外れの7月から秋になってしまった。娘が急に「にずにーらんど!」と言い出したので、旅行は久々、 しかも子連れは初めてということで、贅沢にオフィシャルホテルのサンルートに2泊することにした。

滞在中は、楽しいことも多かったのだけれど、夫の悪い癖が連続炸裂で、 私はヘトヘトだった。穏やかな例でも、例えば、一つのアトラクションから出ると、次にどこへ行くかもわからずに、思いついた方に勝手に歩いていってしまうのが夫。それで困ることになるとは想像もできない。

今思えば、何もかも、アスペルガー的、行動だった。

ちなみに、夫も娘も、人混みは平気。むしろ好んで人混みに行くような気さえする。 どちらかと言えば、私の方が人混みを避けたいくらい。

一日目はディズニーシー、二日目はディズニーランドを楽しんで、三日目は、東京のどこかへ寄りたいという夫を説き伏せて、正午のチェックアウトまでホテルでゆっくりして真っ直ぐ帰る予定を組んで正解だった。

夫も娘も午前中は爆睡。私一人で、全員分のお土産をホテルのオフィシャルショップで 買い揃えた。

そして、目覚めた夫に、その日の帰り道について、あらかじめ提案した。
雨が降っていたから、自宅に最寄りの、各駅しか止まらない駅に止めた自転車では帰れない。そこではタクシーも呼ばないと来ないから、快速で一つ先のターミナル駅 まで電車に乗っていって、そこからタクシーにしようと。

各駅しか止まらない駅は各駅で名古屋駅から一駅(1分くらい)。ターミナル駅は 快速で一駅(2,3分)。出発ホームは同じ。あらかじめ言っておかないと、夫は何も 考えずに勝手に各駅停車駅へ行き、「タクシーがいないじゃん!」と怒ってイライラ するか、名古屋駅のホームで、慌てて「どうする?どうする?」と慌ててパニクるかどっちかだということは、わかりきっていたから。Amiもいるんじゃ、今までのよう に頭ごなしに、「こっちに決まってるでしょ、いいから、こっち!」と引っ張るのも 考えものだし、前もって言っておけば大丈夫だろと、思ったわけ。

ホテルをチェックアウトし、昼食を取り、新幹線に乗った。あと20分くらいというところで、Amiが急に、
「おうちへ帰ったら、フレッシュプリキュアをレンタルしに行きたい!」
と駄々をコネだし、半分癇癪状態に。宥めても当然無駄。夫は例によって火に油を注ぐ。

Amiが駄々こね状態のまま、名古屋で降り、ホームを移動。私はAmiを宥めるのに精一杯で、うっかりポップコーンのケースを階段に落としてしまった。

すると、夫がものすごい剣幕で怒り始め、私が世界一迂闊な人間で、スパイが敵に見つかるほどのヘマでもしでかしたように罵った。

そんな中、ホームに到着したそこへ。各駅停車の電車も到着。

夫はなぜか焦りまくり、
「来たよ、どうする?どうする?(怒)」
と、いつもの癖の怒って怒鳴るを始めた。

あらかじめ、快速に乗ると話して納得していると思い込んでいる私には、夫が 何に焦っているかわからなかったし、Amiもまだグズって「フレッシュプリキュア、フレッシュプリキュア!」とギャーギャー言う中、 どうしてそんなに怒鳴られたり怒られたりするのか、わからなかった。

そこでとりあえず 各駅に乗っても、発車が快速より後になって、一駅余分に止まるだけで同じ駅には着くのだけど、停車時間と乗車1分の間に説得する自信もなく、結局各駅で降りたら、またタクシー問題で、責められるかと思うと、どうせ責められるのが同じなら、効率のよい元のプランにしたかった。

なんとか、ターミナル駅に着いたはいいけど、今度はタクシー乗り場について大揉め。夫は地理感覚というものがまるでないので、二つあるタクシー乗り場の、家まではかなり遠くなる乗り場一つしかないと、またまた怒りながら主張。

怒るから私も譲れなくなり、喧嘩する夫婦が駄々をこねる幼児を引きずるという惨めな姿でタクシーに乗る。今度は私の番、とばかり、またAmiが
「フレッシュプリキュア、フレッシュプリキュア〜」
と喚く。夫はまだブツブツ文句を言い 続ける、という悪夢の展開。

癇癪を起こした娘を宥めずに、同時に別々のことで癇癪起こしてどうすんねん!

もう、私は泣けてきて泣けてきて、家に入なり、寝室に入って、ドアを背中で止めて籠って、オイオイ泣いた。そこへ、追い討ちをかけた夫の言葉。
「いい加減にしろよ!出てこい!Amiはどうする?それでも母親か!」
頭に来て、娘だけ中に入れて、二人でわんわん泣いた。

楽しい旅行の思い出が、散々な結末を迎えることになった。

この事は、私は生涯忘れることはないと思う。
しかし、夫はケロッと忘れている。

「ディズニーランド?なんかあった?」
である。

アスペルガーとすれば、これは全部、想定外によるパニック。 ホームに到着した瞬間、ちょうど、いつも乗る各駅停車が来てしまった。打ち合わせたことは、その瞬間に頭から削除され、どうしよう、どうしようで頭が一杯になっちゃった。

そういうときに、固まるか、ただ従うタイプだったらよかったのに。爆発しちゃうタイプなんだよね。

これは、ある意味大きくて比較的分かりやすい事件の一つに過ぎず、幼児(しかもアスペの)を抱えた夫婦には、イレギュラーなんて日常茶飯事。

そして夫はお出掛け好き。更に方向音痴の運転下手。私は今は服薬のために運転ができないけど、元は運転が好きで方向感覚抜群で地図読みが得意。それなのに夫は私の意見を聞かず、勝手に迷い、怒る。路駐が多いと怒り、道幅が狭いと怒り、道が湾曲して方向が変わると言って怒る。私はしょっちゅう夫の罵声を 浴びて生きている。

さて。どうしたもんか?
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posted by プルーン at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 夫の身勝手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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